最終更新日 2024年4月15日

「自分の親が認知症になりかけ」
「認知症対策を今のうちから勉強したい」
「認知症になりにくいトレーニングや方法ってあるの?」

高齢になると段々と脳の機能が衰えてきて、いわゆる認知症と呼ばれる状態になる人が多くなっています。
これは仕方のないものではあるのですが、その面倒を見る家族はなかなか大変な状態になるため、ならないで住むならずっと元気で射て欲しいものでしょう。
原因は明確ではないものの、例えば連れ合いをなくして気力を失ってしまったり、あまりにも仕事人間で定年後に抜け殻になってしまうような人が、なりやすいようです。
そういった理由があるのならどうすればいいかは明白で、余生にやりがいのある事を持たせるのが重要と言えるでしょう。

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少しでも趣味と呼ばれるものを作ってあげる

元から老後の計画をしていたような人は、田舎暮らしであったり絵画であったりと趣味を持っているものです。
しかしそれがないのなら、なんとかして少しでも趣味と呼ばれるものを作ってあげる事が重要かもしれません。
それは別に体を動かすものに限らず、例えば海外ドラマであったりネット記事だったりという受け身であっても構わないのです。
そこでさらに、本人がそのまま楽しむだけでなく同じ趣味を持つ仲間を作ってしまうと、それはもう認知症になどなっていられません。
これは一般の趣味でも言える事ですが、収集癖などもただ集めるだけでは虚しくなって来ます。
撮影してそれを眺めるのもいいですし、その行為をするならカメラの技術が必要になって調べて習得するという流れが発生します。
その物について共感して褒めてくれる存在が欠かせないため、つまり同じ趣味の仲間を集めて盛り上がる状態に持っていくのです。
これはマイナーな趣味でネットがない頃には難しい話でしたが、今ではネットがあって全国の同好の士と繋がりやすいため、かなり簡単になってきた行為と言えるかもしれません。
ただ、そういう人ほど何か趣味をと言われても思い付かない場合が多く、結局は本人の気持ちなので周りがどうこう言っても仕方のない場合もあります。

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長年勤めてきた仕事内容からの逆引き

一応そういう状況でも突破口はあり、それは長年勤めてきた仕事内容からの逆引きです。
製造業であったならその作っていた物に興味はあるでしょうし、作っている工程を動画で公開している人がいれば見て興味をそそられるでしょう。
それは好感でなくても良く、細かい所に文句を言い出したならそれは成功です。
運送業ならばトラックについて一過言あるでしょうし、そういう人は自家用車を持っていたはずなので車には興味が深いはずです。
自動車ぐらい広いジャンルであればメーカーの発表や、車載動画であったり改造サイトであったりと、いくらでも気になる情報は見付かるので、周りで詳しい人はどこに興味があるかは発掘してあげるといいかもしれません。
走っているところを見るのが好きなら、最近のゲーム画面も見応えのあるものになっています。
ハンドル型コントローラーで実際にレースゲームを楽しむという手もいいですね。
新聞を読んでいた人も多いはずですが、物を読むという行為や、ニュースを見るという行為も認知症予防には欠かせません。
なによりただ見るのではなく、それに文句を言うような状態が意外と好ましかったりするのです。

認知症は周りに迷惑を掛けやすい症状

敢えて不快なものを見せるというのも変な話ですが、意見の分かれる問題に対して自分の考えをぶつくさ言っている状態などが、常に頭を働かせている形になるので好ましい状態になります。
認知症は脳だけが悪くなってしまうため、体は元気なのに判断が出来なくなるという周りに迷惑を掛けやすい症状です。
これが寝たきりであるならば、ある程度発生しなかった問題というのが、外に出歩けるのに判断が出来ないという形であるがゆえに、家族を悩ませるトラブルに繋がってしまいます。
ルールとして一人では出歩かない様に決めるか、場合によっては施錠してしみまうという手もあるでしょう。
とにかく近所に迷惑を掛け始めたらそこまでなので、それをどうにかするかが重要なのです。
無銭飲食は問題ですが、お店側はお金を持っている人は客として扱いますし、買い物という行為はある程度出来てしまう場合もあります。
しかし言動が意味不明であったり、表情や服装がおかしかったりと分かる人には分かるものです。
それを外に出してしまうのは家族として申し訳なく、しかしお金を持たせないとそれこそ大変な事になってしまうので、悩ましい話と言えます。
もちろん家族が常に付いていて見ていれば、監視という意味でセーブが利くのですが、それも常に出来るとは限りません。

まとめ

そして見ているのが夫や妻であるなら同世代であり、体力的にもそんな余裕がある状態ではないはずです。
悩ましい問題の多い認知症ですが、やはり早期に考えてあげて、上述したような本人を認知症にさせない施策が必要でしょう。
ある程度研究などもあるはずなので、国や自治体がその方法を広めるといった努力をしてくれる事で、多少なりともなる人を減らせれば、苦労する人も減らせるのです。
別に芸能人やドラマとかを使ってもいいので、正しい情報を広めて欲しいですね。